Stop the Attacks Campaignとは

私たちは、「フィリピンにおける超法規的殺害を食い止めよう!」と集まった有志のグループです。

2019年5月に実施したスピーキングツアーが、このキャンペーンの始まりです。日本平和学会に所属する仲間が、「友人たちが住むネグロス島で急増する超法規的殺害をなんとかしなければ!」という思いで、動きだしたのです。

スピーキングツアーは、クラウドファンディングをとおして、多くの方に援助して頂き実現できました。(https://readyfor.jp/projects/stoptheattacks)
 

フィリピンでは、長年にわたり、地主や政治家などの有力者に異議を唱える人、権利を主張する人、不公正に声を上げる人などが、それらを不都合だと思う人びとに嫌がらせをされたり、殺されたりしてきました。

たとえば、私たちが交流を続けてきた山間にあるマウンテン・クリニック(1974年設立)も、国軍や警察などに事あるごとに疑われ、監視や嫌がらせの対象となっています。マルコス政権下の軍事戒厳令の最中に設立され、農民たちと連帯し不公正に抗っていた同施設は、反乱分子として監視の対象となったのです。クリニック設立に尽力されたジョン・ピーターソン神父は、クリニック設立後ほどなくして、米国へ強制送還されました。

他にも数々の脅迫がありました。いくつか紹介します。
地代や農地分配に関して地主との交渉の窓口になっていた農民組織リーダー トトさんが、2度にわたるでっち上げの罪による数年にわたる勾留のあと、友人たちの目の前で高度な銃器をもった数人のグループに銃殺されました。一切の捜査はありません。また、同組織リーダー エドは、毎日のように国軍の部隊に自宅を訪問され、家族は怖くてそこに住めなくなり他の島への移動を余儀なくされました。お連れ合いは家事労働者として住み込みで働き、一番したのお子さんもそこで一緒に暮らしていると聞いています。エドは、しばらく村に残って身を隠しながら農民組織の活動を続けていましたが、「殺人犯」であるとして指名手配のポスターに顔写真を載せられ、それ以降、村には戻れなくなりました。実際、彼に対する逮捕状は出ていません。

農民組織やマウンテン・クリニックは、多くの農民たちの拠り所でした。農民たちは、解雇されたり、その土地から追い出されたりすることを恐れて、地主と対等に交渉することができず、また、実際に不公正に声を上げれば嫌がらせや時には殺人の被害者となる状況にあります。そのような中、農民組織が、農民たちに代わって地主と交渉したり、農地改革省の役人との仲介などをしてきたのです。マウンテン・クリニックは、経済的な問題からすでに医療施設としての機能を果たしていませんでした。でも、村人が受診する際には付き添い、医療者とのやり取りをサポートし、可能な限り公的サービスを利用できるようアドバイスしたりしてきました。公的施設にあっても、支払う経済的余裕のない者は無視され、差別される医療現場において、彼らの村人へのサポートは非常に重要なものでした。

嫌がらせを受け、命の危険を感じながら、マウンテン・クリニックや農民組織のメンバーやリーダーたちは、虐げられた人びとの尊厳の回復と人権を守るために、そして、誰もが意見を言える社会を目指して、必死に働いてきました。でも、いま、そのたゆまぬ彼らの努力が、木っ端みじんに踏みにじられようとしているのです。

自分の利益にとって不都合な者たちを力でもって抑え込むことが当たり前になっている社会構造の中で、不公正に必死に抗ってきた友人たち。その彼らが徹底的に潰されようとしているいのを、ただ見ていることはできません。しかも、その構造を支えているのは、日本企業や日本のODAによる開発だったり、私たち消費者の無自覚の消費行動だったりするのです。そういった思いが、私たちの活動の根っこになっています。

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アニメ「リボイの物語」(企画・編集:高部優子、イラスト:工藤結希子)の

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