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政治犯で収監中の妻も出席し、涙でおくる 「最高齢の政治犯」ジーザス・アレグレ氏の別れのミサ 亡骸は故郷のネグロスへ


【写真】教会の入り口に掲げらたアレグレさんの写真=2021年6月17日 (C) Karapatan/via Facebook of Karapatan

【20日=東京】16年間収監され、搬送された病院で13日に死亡した「最高齢の政治犯」ジーザス・アレグレさん(享年75)の葬儀のミサが18日、マニラ首都圏にある独立系教会の国立聖堂であり、家族や支援者らが別れを惜しんだ。政治犯の支援グループ「カパティッドゥ」などによると、祭壇前のアレグレ氏の白い棺には紫とピンクの布がかけられ、棺のそばには白い花束と白いリボンが置かれていた。白は無罪を意味し、花は命のはかなさを意味するという。

 ミサにはアレグレ氏の妻モレタさん(74)も出席した。息子セルマンさん(47)とともに、政治犯として収監されている政治犯だ。矯正局の職員が付き添った。モレタさんは参列者の胸をかり、棺の前で号泣した。

 アレグレさんらは、家族で耕作していた農地の地主がリゾート開発計画に反対した。すると2005年4月に突然、逮捕された。殺人容疑だった。アレグレ氏の家族6人のうち4人が同様の容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。人権擁護団体は「でっち上げの罪だ」と批判し、モレタさんとセルマンさんの解放を求めている。

 アレグレさんは搬送された時点で立つこともできない状態だったといい、刑務所内で適切な処置はなされなかった可能性がある。

 カパティッドゥによると、アレグレさんの亡骸は今週にも故郷のネグロス島サガイに運ばれて埋葬されるという。 〈Source〉 Press Release, KAPATID, 19 June, 2021. 「フィリピンで最高齢の政治犯 16年の長期勾留の末に搬送先の病院で死亡 マンデラ・ルール抵触の疑い」Stop the Attacks Campaign, 2021年6月15日.


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