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河川を通じた海洋プラスチック汚染、世界最悪はマニラ首都圏のパシッグ川 オランダの非営利調査機関が発表 ドゥテルテ大統領は2年前に河川再生の組織を廃止


【写真】マニラ首都圏を流れるパシッグ川=2019年5月19日午後2時42分/via Wikimedia Commons, Creative Commons Attribution-Share Alike 4.0


【13日=東京】フィリピンはプラスティック廃棄物を河川を通じて海洋に排出する最大の原因国──。オランダの非営利調査機関の調査結果をもとにフィリピンの英字メディア、フィルスターが報じた。フィリピンには海洋プラスチック汚染の原因となる1656河川のうち28%があるという。


 マニラ首都圏を流れるパシッグ川が世界最悪の汚染原因河川だったという。パシッグ川は全長27メートルあり、首都マニラの発展を象徴する河川だった。一方で、河川の汚染が深刻だった。


 このため、パシッグ川の河川環境を再生させようという試みが始まり、政府にもパシッグ川再生委員会を設置していた。ところが、報道によると、ドゥテルテ大統領は2019年、同再生委員会を廃止したという。政府の政策のぶれが結果として海洋汚染に棹さした側面もある。


〈Source〉

Pasig, other Philippine rivers among biggest contributors to ocean plastic pollution, Philstar, June 10, 2021.

Meijer, Lourens J. J., Tim van Emmerik, Christian Schmidt, and others, 2021, “More than 1000 rivers account for 80% of global riverine plastic emissions into the ocean,” Science Advances, 7(18).

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