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菅首相、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談 超法規的殺害の停止は求めず、新たに200億円の資金援助 安倍外交を継承

最終更新: 5月29日

【20日=東京】菅義偉首相は19日、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談した。外務省が同日発表したプレスリリースによると、菅首相は会談で、ドゥテルテ大統領が実行する法的手続きを経ない超法規的殺害の停止を求めることなく、フィリピンの新型コロナウイルス感染症対策として約200億円の資金援助を表明した。「兄弟よりも近い友人」と呼び合い、5年間で1兆円の官民財投資を進めた安倍晋三前首相の対フィリピン外交路線の事実上の継承となった。


 外務省によると、会談は同日の午後6時00分から約20分間行われた。約200億円の資金援助のほか、ワクチン輸送コールドチェーン(低温物流)整備のために約10億円も支援する。また、両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向けての緊密な連携を確認した。最近の中国の動向を念頭に、関連海域での治安の安定に向けた取り組みも連携していくことで一致した。4月に行われた日米首脳会談で確認された対中国政策を念頭に置いた方針だとみられる。


【写真】2018年11月6日に殺害されたベンジャミン・ラモス弁護士を追悼する命日の日の抗議行動。ラモス弁護士は法律に基づく土地の分配を求める農民9人が殺害された事件を担当し、その事件の真相に迫る証拠と証言を警察に提出する直前に殺害された。ドゥテルテ大統領就任以降も、人権派の弁護士やアクティビスト、農民ら、政府に異を唱える者たちを狙った殺害は後を絶たない=2020年11月6日、ネグロス・バコロド市、人権NGOカラパタン・ネグロス支部提供


Source〉 

日・フィリピン首脳電話会談, 2021年5月19日, 外務省.

「大統領と菅首相が電話会談 南シナ海問題など協議」, 2021年5月20日、日刊まにら新聞.

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